ゲート設計

ゼネラルコントラクターによる建設コンサルタントへの設計支援、橋梁やゲートメーカーによる同設計支援など従来業界内において行われていたこれら設計支援が、スーパーゼネコンによる脱談合宣言、橋梁・水門談合の摘発等により難しい環境となりました。

建設コンサルタントとしては本来の有るべき姿に身を置くことになり、特定の施工工法や特定メーカーの製品に偏ることのない真のコンサルタントを設計成果物の中で表現していくことになったと考えることが出来ると思います。

然るにいざゲート設計を行うと言っても、土木設計に従事する者(会社)としてはなかなか金物である扉体や動力関係等機電設備設計を手掛けることが困難と思います。

そこで弊社では、樋門・樋管の設計を中核事業とした、従来の土木・建築設計のみならず、新たにゲート設計にも対応することに致しました。

土木設計とゲート設計を手掛ける弊社と、上屋等建築設計を手掛けるクラウン建築設計(株)といった関連会社間の密な連携により、荷重や寸法形状などの条件を素早く伝達し、遺漏なくかつ円滑に業務を遂行することが可能です。
単なる機電設備設計の協力会社やゲート設計の会社と一線を画していると自負しております。

対応可能なゲート形式

基本的に、水門・樋門設計要領(案)に紹介されております樋門用のゲートが対象となります。

【昇降式ゲート】 ローラーゲート / スライドゲート
【ヒンジ式ゲート】フラップゲート

成果について

(1)旧建設省制定の土木構造物標準設計(樋門・樋管)に基き、図面の作成を行います。 (2)国土交通省電子納品(CALSレイヤ)にも対応致します。 (3)構造計算書については、ダム・堰施設技術基準(案)に準拠し設計を行います。

機電・付属設備について

機械設備、電気設備、付属設備(防護柵、管理橋)一式で業務を賜わります。 国土交通省発注のご案件にも対応可能です。