Webセミナー「設計業務のノウハウ、設計ミスを防止するには?」参加者からの感想紹介 

5月26日(金) 「設計業務のノウハウ、設計ミスを防止するには?」が開催されました。
一部抜粋して感想を紹介します。

 

 設計ミスは誰にでも起こりうる話だと実感した。また設計ミスは身近にある話だと感じた。勘違いやミスをできるだけ起こさないようにするためにも、思い込みをしていないか等、自分の判断を自分でも疑いながら設計を進めていきたい。誰かにミスを指摘されたとき、今は経験が浅いのですぐに受け入れられるが、経験を積んでいってからもすぐに受け入れられるように謙虚な態度で取り組むことが大切だと感じた。 
(実務経験1年/女性)

 

 今回の題目は、我々設計計画を担う者にとって直に関連する内容です。施工前に設計ミスが発覚した場合は、設計計算のやり直しおよび図面修正などで済みますが、施工中や施工が完了してしまってからでは手遅れとなります。設計照査を確実に行い設計ミスの防止に努める重要性を確認できました。自身も思い込みによる設計計算を行い社内照査の段階でそのミスが発覚し事なきを得た事例がありましたが、改めて気を引き締められる内容でした。 
(実務経験20年/男性)

 

 設計ミス等は、単純に自分だけ・会社だけが影響を受けるだけでなく、一般の方々も巻き込んだ人的災害に直接関連してくるケースがあることを肝に銘じる必要があることを感じました。また、笹子トンネルの天井版崩落事故に関して、当時の指針では問題なくても、経年変化等を考慮した維持管理・点検の重要性を感じましたし、最新の基準が反映されているかどうかの確認もしていく重要性を再確認しました。
また、図面や数量計算書作成に当たり、部下やCADオペ等に依頼してチェックがされていないケースがある事については、自分もやりがちな内容であり、今後さらに注意して業務に当たりたいと思います。 
他のスポーツに例えたり、途中で連続テレビ小説の内容を含めた土木技術の話などあって、大変判り易いセミナーでした。
(実務経験31年/男性)


ご参加誠にありがとうございました。