7月20日(火)開催「基礎からわかるFEM解析入門」のアンケートにご回答いただいた皆さまの感想紹介です。
FEM解析手法については、おおよその理論について把握し解析精度が向上する事は把握していましたが、理論的要素が強く避けておりました。
今回の講座を受講しまして、FEM解析手法について興味を持ちました。普段はあまり有限要素を活用する様な解析業務に携わることがないのですが、今後の知識向上のためにこれからも学んでいければと思いました。
理論解析の要素が強く、はじめは此度のセミナーについて行けるか心配なところもありました。講師の方の説明も分かり易く非常に有意義な講習会でした。今後も興味のあるセミナーに積極的に参加させて頂ければと考えております。
(実務経験20年/男性)
学びの点は、FEM解析を行う前段階で「形状関数」、「境界条件」および「コントロールポイント」の設定が重要ということです。また、FEM解析を行った後段階では、解析結果の「検証」および「妥当性」の確認が重要とのことです。具体的な検証方法としては、1次元の基礎理論・参考書等の計算事例・他のソフトとの比較があります。なお、FEM解析は、1次元の基礎理論式が理解できれば、多次元化の応用が容易であります。
気づきの点は、モデル化や妥当性の確認においても「基準書」「指針」の活用が最も妥当だということです。将来自分で行ったFEM解析の妥当性が問われたとき、証明は「基準書」「指針」をよりどろとしていることがもっとも簡単です。やはり、FEM解析を行うには、基礎技術の取得、解析場数、他者のチェック、ヒューマンエラーの防止(フールプルーフ)等、建設コンサルタントの基本が大切だと思いました。
(実務経験34年/男性)
ご参加誠にありがとうございました。