新人技術者の方にぜひ受講いただきたいおすすめセミナーを5つ選びました。
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1.構造力学<基本編>:
とっつきにくい構造力学の基本をやさしく説明します。
2.地盤工学<前編>~地盤工学の基本事項の解説~:
基礎的な知識を身につけ、地盤調査・試験結果の正しい分析・評価を学びます。
3.楽しい水理計算<前編>:
水理学に親しみを持っていただくために、中学・高校で習った物理学に立ち返り、
身近な水理現象を取り上げて水理計算の基礎となる考え方についてお話します。
4.将来の技術士取得に向けて<技術者としての心構え>:
技術士や技術士受験制度、建設業界の現状、日常業務の心構え、
それぞれを学んでもらうセミナー
5.新入社員のための建設業の解説:
建設業の、防災・環境・補修と言った重要な分野での
技術開発と作業環境の改善や新分野への展開を解説します。
構造力学<基本編>
配筋図を描く方、構造計算を始める方に構造解析の概要、鉄筋コンクリートの設計について、わかりやすく、そして、講義のなかでは、皆様に演習問題を解いていただくことで、苦手な方にも理解していただけるよう丁寧に説明致します。また、大学で勉強された方にもお勧めです。
【講習内容】
項目 | 詳細 |
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1. 鉄筋コンクリートの歴史 | |
2. 構造解析の概要 | 2-1 安定計算と構造計算 2-2 構造解析の流れ 2-3 部材とは 2-4 断面力とは 2-5 支点と断面力 2-6 断面力から応力度 |
3. 鉄筋コンクリートの設計計算 | 3-1 鉄筋コンクリートの基本 3-2 鉄筋コンクリートの設計 3-3 断面力計算 3-4 応力度計算 3-5 許容応力度 |
4. 演習問題 |
地盤工学<前編>~地盤工学の基本事項の解説~
本セミナー(前編)は、地盤工学の基礎的な知識を身に付けて貰うことと、地盤調査・試験結果を正しく分析・評価することができる能力を身に付けて貰うことを目標としています。土と基礎の設計技術者にベースとして求められている能力は、与えられた地盤情報を正しく分析・評価し、正しい土質定数を設計プログラムに入力することができる能力です。本セミナー(前編)では、この部分の能力向上を狙いとしています。
【講習内容】
項目 |
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1. 地盤工学の基礎知識 |
2. 地盤調査の方法と調査結果の読み方 |
3. 室内土質試験の方法と試験結果の読み方 |
楽しい水理計算<前編>
これから水理関係の業務に取り組もうとしている若手の方々、専門ではないがもう一度水理学を学び直したいとお考えの人々を対象に、中学・高校で習った物理学に立ち返り、身近な水理現象を取り上げ、アニメーションや動画、写真を用いて、水理計算の基礎となっている考え方についてお話します。このことによって水理学に親しみを持っていただきたい、というのが本プログラムの目標です。
【講習内容】
項目 |
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1. 管路と開水路 |
2. 常流と射流 |
3. 定流と不定流 |
4. 等流について |
5. 不等流について |
将来の技術士取得に向けて<技術者としての心構え>
技術士制度の創設・歴史より、産業界における技術士というものの、決して小さくない位置づけを知って頂きます。
特に建設業界での技術士の役割は大きく、世代交代や技術革新により次世代技術士の育成が大きなテーマとなっていることを理解して頂きます。
また防災やインフラ維持に多方面の課題を抱える建設業界の現状を知って建設部門受験の基礎知識として頂きます。
さらに技術士として日常業務に取り組む場合の姿勢について、経験談を通して受験勉強のヒントをつかんで頂きます。
【講習内容】
項目 |
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1. 技術士制度・技術士試験制度について |
2. 建設業界の現状について、国土交通白書より |
3. 日常業務の心構え |
新入社員のための建設業の解説
建設業は建物や社会資本の整備を担い、GDPの12%、総就業者の8%を占める重要な産業となっています。入札制度による単品受注生産、中央ゼネコンから地方業者まで約50万社での重層下請け関係、3Kといわれる厳しい作業環境等の特徴があります。設備投資の減少、作業員の高齢化等の課題の中で、防災・環境・補修と言った重要な分野での技術開発と作業環境の改善や新分野への展開を図っていきます。
こんな建設業の現状を平易に解説していきます。
【講習内容】
項目 |
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① 建設業の位置づけ |
② 建設業の特徴と課題 |
③ 建設業のこれから |