クラウングループでは アローファーム(大分県 豊後高田市 草地) にて 【草地和牛】を生産しております。
前回は、褐毛和種の特徴をご紹介しましたので 今回は育成環境をご紹介いたします。
肉用牛の育成環境に一番必要なものは ストレスのない環境、安全な飼料、綺麗な水 この3つが重要です。
一般的に肉用牛は多頭飼育を行わないと経営が難しいと言われています。
このため、育成の管理が行いやすいように工夫がされています。が、逆に牛1頭のスペースは限られてきます。
人間が限られたスペースで過ごすと, ストレスを感じるのと同じように、牛にとってもストレスとなります。
そこで、当牧場では 厩舎内を歩き回れる位のスペースを確保して育成しています。
毎朝の、給餌はこの厩舎で行い, その後はのんびりとした放牧エリアへ出て行って牧草を食んでいます。
夕方になるとまた厩舎にもどってくる。
実にのんびりした毎日を過ごしています。 自由に動き回りストレスなくすくすくと育つこと。
これが安全で安心な お肉になる要因の1つです。
どうして?
ストレスなく健康的に育つということは 病気になることも少なくなります。
病気になれば、注射や投薬をしなければなりません、医療品もきちんと考えられて製造されていますが、お肉は人の口に入るもの。
ですので可能な限り医療のお世話にならずに育ったお肉のほうが良くないですか?
今回は、育成環境をほんの少しお話しをしました。
次回は健康に育つために欠かせない 飼料についてご紹介いたします。