その11【草地和牛 褐毛和種】アニマルウェルフェアについて

【アニマルウェルフェア】 5つの定義の第4弾です。
今回は、【物理的・熱の不快さからの自由】 に基づいて、当牧場が独自に取り組む育成法をご紹介いたします。

物理的、熱の不快さからの自由(快適な休息場所の提供)

褐毛和種は黒毛和種に比べて暑さに強い性質をもっています。
当牧場は山を開墾した土地に牧場を設けており地上よりも涼しい場所での育成をおこなっていますが、それでも牛たちにとって暑さというものは不快に感じるものです。
快適な休息場所を与えるために、牛舎の部屋ごとに扇風機の設置をして換気を十分にとることを常に心掛けています。

当牧場が常に取り組んでいることは、【 換気・乾燥・消毒 】 です。
特に子牛は親牛に比べて頭の位置が地上から近い位置で生活をおこなっているため、常に換気・乾燥・消毒して清潔な環境を整えないと病気になる危険性が高くなります。

また、一日二回(朝・昼)の床掃除の徹底・水洗いや敷料(モミガラ)の入れ替えも定期的におこないます。
特に肥育牛にたいしては、体重が増えるにつれて足に負担がかかるため敷料は多めに入れて負担を軽減させます。
細かく目の行き届いた育成をおこなうことは非常に手間と時間がかかる作業ですが、牛たちのことを第一に考えてストレスのかからない快適な環境つくりを常に心掛けて実行しています。

次回はアニマルウェルフェアの第5弾 【正常な行動ができる自由】 をご紹介いたします。