7月16日(金)開催「なぜ解けるFEM<原理の紹介>」のアンケートにご回答いただいた皆さまの感想紹介です。
FEMの本はかなりたくさん購入して独学で勉強していますが、いまいちよく分かりませんでした。今回、FEM解析の理解の端緒になることを期待して、本講座を受講しました。
その期待は当たり、山辺先生の講義は難しいことをおっしゃっていますが、分かりやすかったと思います。
今まで数式の部分に目を奪われすぎていたことに気づきました。気づきのポイントとして、差分法・有限要素法・微分方程式を個々に小さく理解することも重要ですが、数値解析の森をざっくりと、かつ大きく俯瞰して見るということです。
現在、仕事でFEM解析を使うことは、ありません。一方、私がFEM技術の取得を急ぐ背景には、現在国土交通省が進めている業務のCIM化およびデジタル空間の利活用があります。現在はまだその需要はありませんが、将来的にはデジタル空間から急傾斜地等災害のボトルネック箇所の解析業務が発生すると睨んでいます。このため、FEM技術の取得を目指すところです。
以上、ご講義ありがとうございました。
(実務経験34年/男性)
構成則からどのようにして数値解析をするか、よくわからなかったが、形状関数を用いた近似の考え方や、部分積分~連立方程式の導出の過程を詳細に解説していただき、少し理解が深まった。
アイソパラメトリック要素ということの概念もよくわかった。また、ブラックボックスとしてソフトウェアを利用する際に、境界条件の定義づけの重要性について改めて認識できた。
総合的に、今後の実務に大変役立つ講習であった。
(実務経験20年/男性)
ご参加誠にありがとうございました。