コンクリート構造物のすべてコース のご案内

構造物の品質と出来栄えをよくするための施工の話から、その後の変状における劣化調査補修判定の話までの一連の解説です。
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コンクリート施工<品質と出来栄え向上>

コンクリートの品質と出来栄えは工事評点の大きな要素となっています。コンクリートは気象(気温、湿度、風、日射)の影響を受けやすく、その性質も季節によって異なります。コンクリートの施工は、コンクリート標準示方書や建設工事標準仕様書でマニュアル化されていますが、四季のある日本では平準化できないのが現状です。コンクリートの性質や気象による変化を理解し、施工のさじ加減ができるようになればコンクリートの品質と出来栄えは向上できるはずです。

【講習内容】

項目
1. 初期ひび割れと初期欠陥
2. 夏のコンクリート
3. 冬のコンクリート
4. 高炉セメントは要注意
5. 間違った施工方法


コンクリート構造物の劣化調査・補修判定<基礎編>

現存する少なからずのコンクリート構造物に劣化による変状が見受けられます。
特に、社会資本増強時の構造物や設計で考慮している以上の荷重を受けている構造物には、
深刻な問題を抱えているものもあります。このような構造物の維持管理に携わっている担当者が、
これらの構造物の維持、補修に対処していくうえで、知っておいてほしい基礎的な知識の習得を
していただきたいと思います。
(なお、補修工法や補強工法に関する詳細な説明は、含まれておりません。)

【講習内容】

項目
1. 主な変化の種類と原因 
2. 主な劣化の機構 
3. 調査方法
4. 予測・評価・判断
5. 対策や補修 


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