新年のご挨拶

 年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り心より感謝申し上げます。お客様におかれましては輝かしい新年を迎えられたことと存じます。

 昨年の漢字は「金」ということでオリンピックをイメージさせるような漢字となりました。直前まで開催の可否が議論されていましたが、史上最多のメダル獲得となり、日本での開催に立ち会うことができ誇りに思います。

 さて、クラウン総合技術研究所では、新たな解析手法の確立を行うための知識やノウハウの集積を行い、土木・建築の関連知識についてはセミナーという形式を通じて社内外問わず理解を深め、幅広い方々へ広めていく取り組みを行っております。特にセミナーに関しては、基礎的な設計、解析に必要な知識の伝承に重きを置いております。次の30年に向けて特に若手の育成に力を入れております。社内研修の一貫として希望者にセミナーを受講させておりますが、1度ではなく複数回受講することで理解を深め、実業務へ活かせるように指導しております。今年は受講した社員からの要望などを取り入れたセミナーにすることで充実させていきたいと思っております。受講環境においてもさらに整備を進め、知識習得のお手伝いをさせて頂ければと存じます。セミナーは昨年同程度の約50回を予定しております。セミナーの詳細につきましてはHP等でお知らせさせていただきますのでどうぞご覧ください。

 さらに昨今、設計会社における重大な瑕疵担保責任による損害賠償請求が発生する恐れが懸念されています。かねており当グループでは、設計ミス根絶のため、いち早く照査の重要性を認識し、審査室を設立し、照査活動・チェック体制を強化しております。そのことをご評価いただき、お客様から再照査のご依頼が最近増えてきております。この再照査は設計計算が正しいという前提のもと、計算書と設計図との整合性チェックおよび、設計図と数量計算書との整合性チェックをする業務となっております。ご用命がございましたら営業担当者までご依頼いただきますようお願い申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルスの大流行によって、当グループは全国に事業所を置いているが故にBCP(事業継続計画)という観点ではリスク回避ができた一方で、各事業所員たちと自由に顔を合わせることができませんでした。巷では次々とオンラインシステムが開発され、弊社もその恩恵を受けることで業務に支障をきたすことなく遂行できたことは事実ですが、文明が発展したとしても人と人との相対での交流という人間の根源的な欲求は変わることがないのだと強く実感させられました。クラウングループの企業理念の1つに「人の絆とコミュニケーションを大切にし、お互いを育み合い、温かみをもって人に優しい会社作りを目指します」というものがあります。これを見て、初心に立ち返り、対面できないことによる不足を補いながらも会えないからこそ、お客様や仕事仲間に思いを馳せることの重要さを感じる一年となりました。

 本年につきましても企業理念に基づいた企業運営をおこなっていくとともに、これまで築き上げてきたものを基盤として変化について行けるよう、従業員一同精進してまいります。

 皆様方にとっても本年が更なる飛躍の年となりますよう心より祈念申し上げます。

令和4年1月1日
株式会社クラウン総合技術研究所
代表取締役 和田志保