新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
常日頃、皆さまには温かいご指導やご厚情を頂いており心より感謝申し上げます。

昨年は、元日の能登半島地震、被災地支援に向かう海上保安庁の航空機の衝突事故が発生し、大変心の痛む年の始まりとなりました。また、国内各地で大雨や台風被害が発生し、自然災害の厳しさを改めて思いしらさました。2025年は自然災害の少ない年になりますように願っております。

さて、有限会社クラウンゲート設計は、前身のゲート設計部門から本格的に始動し早1年以上が経ちます。これもご愛顧頂いている皆様のお陰と思い大変感謝しております。
近年、頻発化する豪雨災害から人々の暮らしを守るため、樋門ゲートの役割はますます重要になっています。管理人員不足による操作遅れ、逆流・内水氾濫に対応するためゲート開閉の自動化の要望が高まっております。弊社では全国各地の様々な現場で樋門用ゲートの設計を手掛けており、多くの経験・実績がございます。お客様のニーズや現場の要望に沿った適切なゲ-ト形式、材質等をご提案致します。今後もクラウンコンサルタント株式会社との連携により、土木構造とゲート構造の両面から最適なご提案を行い、漏れなく、円滑に業務を遂行させて頂きます。

近年、生成AIやRPAといった技術の進歩により、設計業務の効率化が期待されています。当社もこれらの技術を積極的に導入し、より高精度で迅速な設計の実現を目指します。論語に『学びて思わざれば則ちくらし』とありますように、これらの技術を学ぶだけでなく、日々の業務の中で深く考え実践することで、より高度な設計技術を習得し、お客様に貢献したいと考えています。また、これらの技術の進歩により、誰でも一定の品質の設計ができる時代がくるかもしれません。そういった時代においても、新たな価値を生み出し、お客様に支持され感動して頂ける仕事を行うにはどうすれば良いか自問しつつ業務に励んで参りたいと思います。

当社は、若手技術者が中心となり、活気あふれる組織です。お客様の声に耳を傾け、お客様とともに成長していくことを目指しております。
本年も、お客様に信頼されるよう、社員一同、精一杯努めてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。今年も頑張ります。

令和7年1月1日
有限会社クラウンゲート設計
代表取締役 萱野 彰