2021年 新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り心より感謝申し上げます。

 昨年は、コロナウイルス関連に振り回され、仕事やプライベートについても影響の大きかった方々が多かったかと存じます。今年は早くコロナウイルスが収束することを願うばかりです。

 さて、2021年の干支は、丑(うし)年です。正確には辛丑(かのとうし)年となります(※旧暦では2月3日の立春より干支変わりとなります)。そもそも干支は、未来に起きる出来事を知るために生み出された暦のシステムだそうです。日本では干支というと一般には「十二支(じゅうにし)」を思い浮かべる人が多いと思いますが、本来は10種類の「十干(じっかん)」と、12種類の「十二支」を組み合わせた、合計60種類の干支が存在します。つまり60年で一回りします。ちなみに、生まれた年の干支に戻ってくると「還暦」になります。

 では、「辛丑」はどんな年になるのか。暦の解釈では、辛は、辛い時の中で新たな人生観を築く。木の枝から落下する環境の変化の中で、辛い時に新しいものを築くというような意味になります(季節で例えると秋)。

 丑は、「紐」のことで、結びつける力。また、牛は古くから酪農や農業で人間を助けてくれた大切な動物だった。大変な農作業を最後まで手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「我慢(耐える)」「これから発展する前触れ(芽が出る)」というような年になると言われています(季節で言うと冬の終わり)。

 「辛」で思い悩みながら衰退をしつつ、「丑」で新しい生命の息吹がある。その際、マイナスが大きければ大きいほどプラスも大きくなる。辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年になることを指し示しています。いろんな痛みや辛さの中に、大きな希望を見出せる年になるとも考えられます。現状世の中は、コロナウイルスによって、大きなマイナスになっていると思います。しかし、コロナ後は明るい未来が必ずあると信じています。クラウンテックは、皆さまの明るい未来へのお手伝いをさせて頂きたいと切に願っています。

 クラウンテックの主な業務内容は次の通りです。

 上下水道構造物設計のレベル2地震動の解析・非線形解析(L2’)、3次元FEM解析等の解析業務を主体に業務を行っています。解析業務がございましたら、是非、お声かけください。

 我々社員一同、皆様と共に明るい未来に向かって、今年も頑張っていく所存です。何卒変わらぬご愛顧を賜ります様、お願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展を心よりお祈りいたします。

令和3年1月1日
株式会社クラウンテック
代表取締役 岸川 紀浩